唐突だが、私はアルバイトをしている。勤務先はダイニングバーである。
今週の日曜は祝前日に当たるため朝まで営業の日だったので、前記事を上げてから化粧をして23時に家を出てバイトに向かった。25時頃まかないを食べながら誤字脱字や表現を軽くチェックしたら既にスターが3つついていて、少しほっとした。
(ちなみにチェックしていて一番気になったのはMyojo抜粋部分の文字色だった。薄すぎて見づらいかな、あれ…)
ほっとしたのはセンシティブ爆発(笑)な話題なのは承知していて書いたからで、少なくとも3人は不快に思わないでくれた方がいるんだな〜と思った。
まぁでも結構現金な方なので、これなら案外10〜15個くらいはスターついたりして〜~とも思った。今まで反響大きかった記事がそれくらいだったので今回もそれくらいはいくといいな!と。
最初にあれ?と思ったのは営業終了後、ビールサーバーの水通し洗浄をしているときだった。 この作業は片手しか使わないのでレバーをがこがこしながらTwitterを開いたら、メインのアカウントのフォロワーさんが「ぴぃちゃんについてのブログを読んだ」とツイートしている。しかもなんか、続く言葉が私の記事を読んだ感想っぽい。 メインアカウントの方ではこのブログの更新通知とかは特にしていないので、仮に読んだのが私の記事だとしたらどうやって私の記事に辿りついたのか不思議だった。
軽い気持ちで「もしかして、『山下智久を許したい』ってやつですか?笑」とリプライを送ったところで洗浄は終わった。片付けはまだまだ終わらない。
あれ?があれれ??に変わったのが、上がった後だった。
店長とカウンターに座って瓶ビールで乾杯し、精算する彼を横目で眺めつつ再びTwitterを開いた。とりあえずタイムラインを遡る。 が、何かがおかしい。
なんか、山下くんの話をしている人がやたら多い、ぞ?
そして、あれれ?があれれれ????に変わる。
私のブログを紹介してくださったツイートが、私のタイムラインにまでリツイートで回ってきていた。その時点で100RT。
は!?100RT???へっ!???
私がビールをついだりモヒートを作ったりしていた間に何かとんでもないことが起きている…?
この方の記事を思い出した。これじゃん。まさにこれじゃん。よもやこういうことが自分の身に降りかかるとは思ってもみなかった。
(はてなブログのことがまだよくわかってないので、勝手に貼るのがマナー違反の場合は教えてほしい)
何がどうしてこうなったのかよくわからないが、最終的に21日の昼の時点でRTされまくっていた方とか私とか諸々あわせて約1000RT、2500ふぁぼを叩き出した。あわせて1000っていうか、そのうち950以上が紹介してくださった方なんですけどね。自公あわせて過半数みたいなノリで自分も入れてみる。
何事なのほんとに。インターネットこわいわ。ありがとうございます。 自分の考えや思いが4万回も人に読まれる経験なんてたぶん人生最初で最後でしょう。
まぁまぁさっきも言った通り結構現金な方なので、これもいい機会だしと思ってRTして下さった方々の意見、感想をあちこちうろうろ見て回った。 鳥頭なのですぐ忘れるので書き留めておこうと思う。 というわけで今日の記事は書き散らすんじゃなくて書き留める方の更新です。あんまおもんないで! そんな感じで私の記事への感想への感想、いっきまーす。
まずは全体的な印象を。
バレーボールユニの進む海は、キラキラ輝いている。そのキラキラは、夢の死骸だ。
この船に乗れなかった少年たちの夢の死骸が、かなわなかった可能性のかけらが、ずっとこの海を彩っている。
この部分への反響が異様に大きかった。ここだけ抜粋したツイートも結構RTされていたりした。
これは別にNEWSだけを見ていて思うようになったことじゃなくて、どちらかというとSexy Zoneのせい?おかげ?で思うようになったことだったりする。私はB.I.Shadowという昔あったJr.内ユニットが好きだった。現セクゾの中島健人さん、菊池風磨さんと、今は辞めてしまった高畑岬さんの3人で結成されたユニットで、高畑さんの脱退後に現SixTONESの松村北斗さんと高地優吾さんが加入し、4人で活動していた。
私が好きになったのは4人になってからだが、結構本気でこの4人はデビューに近いところにいると思っていた。中山優馬w/ B.I.ShadowでCD出したりもしたし、最初はNYCboysとかいってNYCにも入ってたし。Ya-Ya-yahや4TOPSほどの人気があったとは思わないし、NEWSに比べたら明らかに私が向けていた熱量は少なくて語るほどの資格もないのだけれど、でも好きだったユニットがバラバラにされてデビュー組に組み込まれたらやっぱりショックだ。
私が受験勉強に励んでいる間にB.I.では堂々とセンターをはっていたふまけんが後列に下がっていて、知らない男の子たちがその前にいた。
Sexy Zoneは、私が初めてリアルタイムで目にして目の前でユニットを解体されて爆誕したデビュー組だった。
そのとき初めてバレーボールユニの残酷さ、その置いて行かれる側のファンの気持ちをほんの少しだけ味わった。味わったけれど、Sexy Zoneができた以上B.I.復活は望めないと思ったし、望みたくもなかった。それはやっぱりNEWSファンだからで、掛け持ちでいい思いをしたことがないからだ。だから、4人がそれぞれ輝いてほしいと思って、結局Sexy Zoneの5人のことも顔と名前とある程度の個性がわかる程度には好きになったし、応援もしている。推しは聡マリ(松島聡さんとマリウス葉さん)で、これは今も変わらない。
Sexy Zone界隈は、ある意味NEWSより物騒だ。物騒というか、なんかもう問題の種類が全然違う。(「大体Sexy Zone事件」とか「Sexy Zone流動化」とかでググったらいくらでも関連する事柄が出てくると思うので知らない方は興味あったらどうぞ)
セクゾ界隈が不穏な空気をはらみ始めた頃、私はむかついた。それはもうものすごく猛烈にむかついた。でもそれは聡マリがかわいそうだからではなかった。それも一応あったけど、でも私が怒ったのは、私がB.I.Shadowのファンだったからだ。
4人組を引き離して、それまでと全然違う子たちと組ませてデビューさせたんだから、さすがにそこには引き離すに足る何か確固たる理由があるだろう。北斗くんと高地くんじゃ駄目だった理由、勝利くんと聡くんとマリウスくんじゃなきゃ駄目だった理由があるだろう。あれよ、と思った。だって、置いて行った側も置いて行かれた側も苦しんで、それでも一生懸命与えられた場所で頑張って輝こうとして、それなのに、そうやって作ったグループをこんな風に扱うなら、解体されたB.I.Shadowって何だったんだろうってなる。ふまけん持ってったんだから、その分ちゃんとしてほしかった。崩した可能性に見合うだけの輝きを見せる責任がSexy Zoneにはある。みんなにある。
ここでいうSexy Zoneていうのはもちろんメンバー5人もそうだけど、なによりこういう形を作った大人たちに向かってそう思った。ちなみにこれ現在進行形でめっちゃむかついてまーーす。
Sexy Zoneの諸々があまりにも理想とかけ離れていたので、逆に理想について考えさせられた。
4TOPSもK.K.Kityも(もちろんJ-Supportも)、関ジャニ8も(8が∞になったのは2004年のデビューの時)知らなくて、NEWSが結成されたときの空気感とかもわからなくて、なんだかずっと肩身が狭かった。けど、わかんないなりに彼らがものすごく人気があったこと、特に山下くんなんかは自分が知ってるJr.とは次元が違う時代を生きた人なのはなんとなく知っていて、もう想像もつかなかった。
だってそれって、どれほどの輝きだろう。Jr.もファンもどれほどの夢を見てどれほど笑っただろう。それを無残に捨てていくのは、どれほど残酷なんだろう。
その残酷さって、ほんとうに、とてつもない輝きを得られるのでなければとても私は受け入れられない。だからこそ思うのかもしれない。ちゃんとしてよ、ちゃんと全部持っていってよ、ちゃんとキラキラしていてよって、もうほとんど祈りに近い。
特に最近、増田さんの過去の映像をあれこれみていて、Ya-Ya-yah(TV番組の方)にたどり着いて、今はもう二度と見れないその熱量をどうしていいのかわからなくなってしまった。この子たちの未来が見たい、この子たちは絶対に輝く。私の中のアイドルファンな部分が言う。でもそれは嘘だ。この子たちにこの形での未来はなかった。こんなにも素晴らしくて輝いていて期待に満ちているこれを、なんて呼べばいいのだろう。この希望が墜落したことを知っている今、なんと呼べばいいのだろう。こういう可能性を奪った側のファンとして、一体なんと呼べば。
なんかもうちょいカジュアルにアイドル応援したいんだけどなかなか難しい。私の性格が難しいのかNEWSが難しいのか、バレーボールユニ?ジャニーズ?アイドル?どれがそうさせるのかについての判断は保留。
(今のところ一番怪しいのは私の性格)(Ya-Ya-yahに関しては完全に自ら地雷原に飛び込んだ感あるので、今さらこれに傷ついた私は完膚なきまでに自業自得)
次に気になったのが、RTしていた方々のことである。
なんかやたらK-POPファンの方が多かった。10人20人規模でいたような印象である。1000の中の10や20って大した数ではないのかもしれないが、それにしても多い。YJあるいは別のジャニーズからK-POPに流れた方々なのかな。
実際、明確に掛け持ちですと言ったり、ジャニーズ好きだった頃の思い出に触れていたりという人も多かった。ただ同時に無言でRTしてるだけの人も一定数いて、それだと自分のフォロワーに向けて拡散する以外特にRTの意味がないような気がして、ああいう記事に共感できるような背景やら文化やらがK-POPのアイドルにもあるのか?と思った。
無知に近いのだが、知ってるだけでも東方神起とかKARAとか脱退してるし、韓国の事務所はえげつないみたいな噂も聞いたことあるので向こうのアイドル/オタもいろいろ大変なのだろうか。
なんかもうちょいカジュアルに以下略。
三つ目。「ああこの人6人時代からのファンだからこれが書けるんだなあ」って声を結構見た。
同じ「6人時代からのファンだから~」でも人によってその真意は全然違ってけっこう複雑で、主に3パターン。
まず、4人の現体制になってからファンになったという人。山下くん錦戸くんがいた頃のNEWSを知らない人。「6人時代を知らないとこれは書けない」「6人時代からのファンの気持ちを知れてよかった」とか、「言葉にしてくれてありがとう」みたいな感想が多かった。同時に、やっぱり「4人になってからのファンは新規なんだなあ」とか、「自分が、4人のNEWS最高、美恋魂最高って発言するのは6人時代を知っている人から見たらどんな気持ちなんだろう」って人もいた。
個人的には何かを感じたり思ったりするのは本来自分の意志の力で操作することではないし操作するべきでもないと思うので、好きなように好きだと思えばいいと思う。今が好きだからといって9人、8人、7人、6人を否定するのは違うと思うけど、その時代にNEWSに出会っていたとして好きになれるかなんてわからないし、思うまま好きでいればいいのではって感じです。4人になってからのファンの数って何よりも説得力のある今の4人の努力の証だと思うので、こういう方も少なくない数いてうれしかった。
次が私と同じ6人時代からのファンという人。見た感じ一番多かった気がする。「あの時代を知らないとこれは書けない」「錦戸くんへの思いが自分とおんなじ」「錦戸くんへと山下くんへの思いそれぞれの違いがめっちゃわかる」「P亮シゲが距離を縮めていくあの感じが懐かしい」「山下くんの魅力をいやというほど知っているのに応援できない苦しさがまさに同じ」「私もずっと目をそらしている」みたいな、ざっくり言えば「共感した!!」って感想が多かった。「好きになった時期がほぼまったく同じだからこそすごく理解できた」っていう方もいて、ほぼ同じってことは「太陽のナミダ」出の方なのだろうか。
最後が7人以前からのファン。と一口に言っても4TOPSからとかK.K.Kityからとか、デビューから、とかさまざまなのだが、まあ言ってしまえば『星を目指して』リリース以前からのファンの方で、そういう方々でなおかつ「6人時代からのファンだから~」と言ってる人の感想はそれなりに似ていたので。
「3ユニができた経緯や結成時からの諸々を体感していない人が書いたものだな、って感じ」「最初の脱退を経験していないとこういう気持ちになるのか」みたいな、まあ要するに「(私が知ってる)あの頃を知らない6人時代からのファンだからこれが書けるんだねー」っていう。
ただ、「8→6を経験しているからこそやまぴーの脱退が許せなかった」って人もいたし、「昔を知っているからこそ、私は山下くんは全然悪くない/こいつに責められる謂れはないと思う」って人もいて、「あの頃を知らないからこれが書ける」って同じ言葉で言っててもやっぱり思うところは人それぞれらしい。
この言葉を聞いて私はすごい「そうそうそう!」って思った。やっぱり、自分が好きになった時は既に森内さん、内さん、草野さんはいなくなっちゃってて、休止の苦しみと復活の喜びはもちろん、その3人がいた頃のNEWSを知らない自分がずっと寂しかったし悔しかった。その頃の映像を後から見ても魅力的で、「この頃から知ってればもっと楽しかったのになー」って思っていた。
まあその頃から知ってたらもっと苦しい思いもすることになるわけでどっちがいいとは一概には言えませんけどね!
NEWSには複数回の形態変更の歴史がある分、新しく好きになった人の「私新規なんだなあ」感が強くなりやすい。強くなりやすいし、それを感じる頻度も多い。足突っ込んで7,8年になるわけでNEWSが歩んできた歴史の7割くらいは自分の目で見届けていることになるけど、いまだに「あ、やっぱ私新規だわ」って思うことあるもん。
「蓋をしていた感情を久しぶりに引きずり出された」という方も結構いた。
本当なら、アイドルへの向き合い方としては蓋をしたままずっと持っていって、いつかみんなが違う形で笑えるようになった時にそっと開けてみて「ああ今ならもう大丈夫だな」「こういう今にたどり着けたならあの頃も無駄ではなかったな」って思えるのが私にとっては一番の理想だ。でもそれじゃうまくいかなくて、私はまだそうできなくて、もうとりあえず今の気持ちで一回まとめようと思った結果があれだった。
赤西さんのファンの言葉で、「私が今は仁をかわいいかわいいすごいってもう一度思えているのは、仁が『KAT-TUNでは絶対にできなかった何か』をきちんと成し遂げてくれつつあるから」というものがあった。結局のところ、どんなに大事に蓋をしてどんなに長いこと持って歩いても、その思いは時間の流れだけでは絶対に風化しきることなんてない。「捨ててしまったあの頃からつながっている素晴らしい今」がなかったら、いちばん最後の部分はずうっと残る。少なくとも私はそうだ。
Mr.King VS Mr.prince、いわゆるキンプリファンの方の感想がやたら多い。あとめっちゃ切実。
なんと表現すればいいのか難しいので、キンプリファンってとりあえず言うけど実際はそうじゃなくて、高橋海人さんのファンと平野紫耀さんのファンと永瀬廉さんのファンと岸優太さんのファンと神宮寺勇太さんのファンと岩橋玄樹さんのファン、というのが一番正確になるのかなあ。キンプリのファンというとどうしても「キンプリというグループそのもののファンでもある」というニュアンスが出てきてしまうので。
もちろんそういう意味でも「キンプリファン」の人もいたし、「キンプリのこれからの道のりに重ねてしまった」「この複雑さ、残酷さ、美しさはまさにキンプリ」って人もいた。けど、「錦戸くんの話がしょうれんにかぶって辛い」「キンプリがこのままデビューするようなことになったら同じような歴史をたどるのでは」って声とか、「『期間限定ユニのはずがいつの間にか正式デビューになって』って部分でキンプリのことを思い出してしまって辛い、キンプリが同じ道をたどったらどうしよう」って声もあった。
キンプリファンというよりキンプリのメンバーのファンという人の方が多かったかもしれない。なにキンファンで(なにわ皇子:永瀬廉さんと西畑大吾さんと大西流星さん、KinKan:向井康二さんと平野紫耀さんの5人)(関西ローカル番組「まいど!ジャーニー」のレギュラーメンバー)、なにキンでのデビュー(に限らなくてもとにかく関西Jr.としてのデビュー)を望んでいる人は不安そうだった。
セクシーボーイズ(神宮寺さん、岩橋さん、岸さん、宮近海斗さん、阿部顕嵐さん)ファンの人も複雑そうだった。ちなみにセクシーボーイズはメンバーの入れ替わりがめちゃめちゃ激しくて人数も一定ではないようなので、今挙げた5人は単に「私がツイートを拝見した方にとってのセクシーボーイズ」でしかないと思われます。顕嵐くん除いて佐藤勝利君を入れるとクリエで公演やったいわゆる「Guy’s勝利」くくりになるらしいのですが、その辺も詳しくないのでわかりません。(少ない時には2人しかいなかったりするらしい)
Sexy Zoneのバックについている/いた子たちは本当にメンバーの入れ替わりが激しくて組み合わせも古いものから新しいものまで入り混じりまくっているので、誰をどういう風に組み合わせようと何かしらの遺恨や亡霊を生み出すのは不可避そうだなと思ったり…。
私が好きだったといえるJr.内のユニットって、先述したB.I.ShadowのほかはHey! Say! 7WEST(現ジャニーズWESTの重岡大毅さん、神山智洋さん、小瀧望さん、藤井流星さんの4人と、退所してしまった竹本慎平さんと新垣佑斗さんの6人のユニット)くらいで、退所によるメンバー減以外の変動をあまり見たことがなかった。それも相俟って、私の眼にはセクシー界隈や最近のJr.たちが過剰に不安定に映ってしまっているのかもしれない。
正直ジャニーさんには頼むからYOU&Jの悲劇は繰り返してくれるなと思っている。失敗から学ぶ姿勢is大事。
打つの疲れたのでとりあえず雑感編はここまで。
この後は見つけた1つ1つのツイートに感想を言う私だけが楽しいやつやります。