英雄は歌わない

世界で一番顔が好き

熱の行く先

 

ジャニオタらしきものになってから、気づけば5,6年経っている。

普段ジャニオタとしての私はもっぱらツイッター上に棲息しているのだけれど、もっとしっかり文章の形で書きとどめておきたいことがたくさんあるなと常々思っていた。

 

 

というとなんだかいっぱしのおたくのようだが、実際ツイッターにはほとんど投稿していないのでフォロワーさんから見て「棲息している」にカウントしていただけているのかは甚だ怪しい。

(でも実はタイムラインは全部見ているし、絡みは皆無に近いのにフォロワーさんたちの趣味嗜好や性格などはそれなりに把握している)(自分でもちょっと気持ち悪いと思っている)

 

 

私はNEWSの増田貴久さん担当の22歳、大学生生活残り数か月。

ブログなど開設している暇があったらエントリーシートの1枚でもしたためろと言われそうな身分だ。しかしそんな時間の浪費であるブログをはじめてみようかと思ったきっかけがまさに就職活動なのだから不思議だ。

 

私は、大学受験期~大学入学期において、ほとんどジャニオタ卒業と言っていい状態にあった。テレビもほとんどみず、雑誌を読むこともなく、アイドルの摂取を極端に減らしていた。

減らしていたというと意識的に断食に励んでいたような印象を与えそうだが、私が受験生だったのはちょうど2011年4月~2012年3月にかけて。NEWS担にとっては、そもそもオタ活のしようがあまりない時期だった。約1年間の空白の無活動、そして錦戸くんと山下くんにまつわるあれやこれやが起こり、NEWSが現在の4人メンバーに落ち着いた年である。

活動はないし自ら情報を追うこともないしで、おたくらしいことはほとんど何もしない1年間だった。その1年間で私は、いわば「アイドルの不必要性」とでもいうものを味わってしまった。なくても全然大丈夫だなぁと思ってしまえば自然と割く時間もお金も減っていく。

受験期の終わり頃には、果たして自分がアイドルを断っているのか欲しくないのかもよくわからないレベルにまで熱量は落ちていた。

 

 

そして今、就職活動中である。

 

とりあえず現在のところ、大学受験より辛い。そして場合によっては、今再びのアイドル断食に突入することも十分にありうる。そしてこれまた今再びのアイドル不必要期が訪れたら、そうしたら、今度こそもう二度と熱は戻ってこないような気がする。

自分の熱が去るのか盛り上がるのか消えるのか爆発するのかは予測不可能だけれど、好きなものについて好きなうちに好きなように語り散らかしていきたいと思っている。